写真は自社制作したへら絞り機です。こちらは関東のへら絞り機です。主軸が左にあり、押コップが右についています。
ところが関西では左に押コップがあり、右に主軸が来ています。そのため金型のねじも関東は普通のねじで、関西は左ねじが切られてます。
また関東ではベットは戦前に使われた旋盤を改造したもので、設置は地面に埋め込んで設置します。
それに対して関西では専用のベットになっています。設置は埋め込んでません。
自動絞りは関東しようとか関西仕様とかないのに、手絞りの機械の違いは疑問です。
またどこから関西様式か見ると、静岡は関東方式、名古屋からは関西方式の絞り機のようです。また新潟の方は関東方式のようです。