私専務は、今週日、月曜を利用して、湯沢中里スキー場にスキーに行ってきました。下の子が土曜日に授業参観日だったため月曜日が振替休日だったため、行ってきました。
行くときは関越自動車道赤城PAあたりからチェーン規制しており雪で前がよく見えませんでした。スキー場には雪がたくさんあり新雪も気持ちよく滑れました。
さて、スキー場にもへら絞り製品がありました。一つはナイター照明の投光器です。ある照明器具メーカーでは数が出るのでメーカー自身で自動機でやっていると聞きました。
もう一つは風向風速計です。これはプロペラ側の前カバーに使われてます。あるメーカーの製品は弊社で製作しております。
また街角のへら絞り製品を見つけたらブログに載せたいと思います。
写真は自社制作したへら絞り機です。こちらは関東のへら絞り機です。主軸が左にあり、押コップが右についています。
ところが関西では左に押コップがあり、右に主軸が来ています。そのため金型のねじも関東は普通のねじで、関西は左ねじが切られてます。
また関東ではベットは戦前に使われた旋盤を改造したもので、設置は地面に埋め込んで設置します。
それに対して関西では専用のベットになっています。設置は埋め込んでません。
自動絞りは関東しようとか関西仕様とかないのに、手絞りの機械の違いは疑問です。
またどこから関西様式か見ると、静岡は関東方式、名古屋からは関西方式の絞り機のようです。また新潟の方は関東方式のようです。
へら絞りをするにはまず材料をシャーリングで切断し、その材料を丸く切る必要があります。径が小さいものはプレスで丸く抜きます。また径が大きなものはサークルシャーで丸く切ります。弊社では242Φのプレス抜型が最大です。
そして、製品によっては、この丸い材料にセンターの穴をあけます。絞る際材料の心出しがすぐ出ます。また後工程で大きな穴をあけるのに案内にしたりします。
穴をあけずに、尖ったポンチで突き出しただけのセンターもあります。