本日は先日弊社のナンバーワン職人が製作していたアルミのへら絞り製品(200Φ×h265)にアルミの部品をスポット溶接しておりました。
以前は外注にだしておりましたが、昨年12月に工場を広げたことにより購入いたしました。
このスポットはステンレスを付けても火花が飛びません。スポット溶接していて「あっちち」と言うことがありません。
また明日からは手絞りです。早く匠と呼ばれる域まで達したいです。
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本日は先日弊社のナンバーワン職人が製作していたアルミのへら絞り製品(200Φ×h265)にアルミの部品をスポット溶接しておりました。
以前は外注にだしておりましたが、昨年12月に工場を広げたことにより購入いたしました。
このスポットはステンレスを付けても火花が飛びません。スポット溶接していて「あっちち」と言うことがありません。
また明日からは手絞りです。早く匠と呼ばれる域まで達したいです。
この何日か弊社のナンバーワン職人は木型によるステンレス1.5tのへら絞りをしていました。
この仕事は底が150Φ程度で、すり鉢上に370Φに広がり淵を15Rのカール状にするものですが、さすがに15Rのカール(30Φになってしまいます)は出来ないので二分割で製作しました。
このカール形状には子供の指が入らないようにということなので、何に使われるのでしょうか?
勝手な想像ですが、公園の水のみ場でしょうか?製作数は2個でした。
以前にも書きましたが、弊社には現在入社二年目と来年度入社予定の高校生が居ります。
今まで、長期就業訓練の高校生にはシャーリング等の危ない作業はさせなかったのですが、技術力集中力も高いのでやらせてみました。ただ四角くきるのではなく溶接してそれを絞るため、要求精度も高いです。
難なくこなしたので明日からも任せられそうです。
人を育てるのは大変ですが、「人は石垣人は城」ともいいますので今後もがんばって行きたいと思います。
本日は自動絞り機を段取りし、従業員に任せたら、円筒水平自動溶接機の仕事をしていました。
普段は自動溶接機は誰でも出来ますので、若手にやらせていますが、今回の仕事は、医療機関系で、制度が要求するため私がいつもおこなっております。
通常溶接語絞る場合は端を手溶接にて付けるのですが、この仕事に関してはそれがNGになってしまいます。なおかつ裏並みが均等に要求されるため、気を使います。
本日はSPCC3.2t535Φh34のへら絞りをしていました。以前自動絞り導入前は手絞りでしていたのですが、そのころは何百台も出ていました。数が出なくなってから最近は、ステンレスの3tに変わってきていますが、元に戻りますが、この製品は径は精度が要求されませんが、0.5mmの平面度が要求されます。
厚いものを平らに出すのは意外と大変です。やはり最後は手絞りで加減して、平らに出すしかありません。
いくら自動機で力が要らずに絞れても最後はマンパワーが必要です。
これも生き残っていける希望かもしれません。
ここ何日かやっていたアルミのへら絞り製品も完成いたしました。以前は一回に1000個で注文いただいてたのが、500個になり今回は230個です。
他のものですが、30個単位でいただいていたものが、10個になり、今は2個です。しかし価格は据え置きです。不況のせいでしょうか?それとも日本のものづくり自体、多品種少量生産に変わってきているためなのでしょうか?
在庫を持っていただけないようです。もちろん納期もありません。
これを逆手にとって海外勢に勝っていくしかありません。
第二工場に設置してある弊社のスピニングマシーンは油圧で動いております。油の温度は60度にも達します。室内温度は30度以上になり冬は暖房いらずでも夏は冷房が必要不可欠です。
ところが、この夏は、東電の電力供給不足により、15%の節電が求められています。
昨日も若手が自動絞り、私が手絞りをしていましたが、さすがに、手絞りをしていますと暑さにより集中力が欠けるため本日午後から冷房を入れてしまいました。
照明をカットするくらいでは、やはり昨年比15%の節電は達成できそうにありません。
あとは、サマータイムか休日に稼動させるかしかないのでしょうか?
弊社は鉄から、アルミ、ステンレスなどなど、いろいろな絞りをしますが、私しはここ2、3週間アルミのへら絞りをしています。
アルミは比較的力がいらず楽ですが、まず手が真っ黒になってしまいます。軍手で板厚のより、滑らかさなどを触って感じます。ヘラがかじらないようにするため油をつける役割もします。
胴を絞ると手はもっと緑っぽく汚くなりますが、指先の目と本当の目が大事です。
へら絞りは一人前といわれるまで10年以上はかかるとされています。
私しも18年やってますが、自分では一人前だと思ってますが、社長にはまだ小僧っ子扱いされます。
ここのところ今年二年目の社員と、来年度就職希望の工業高校三年生がいますが、マニュアルどおり教えるところと、本人に考えさせるところは考えさせてやらせる。そこのところが難しいです。それぞれ器用さが違いますので、こちらも考えます。
よく社長に言われますが、人のやっていることを見て盗んで覚えろといいます。
逆に弊社のナンバーワンへら絞り職人は、手取り足取り教えてくれます。
匠の技は奥深いです。
本日はアルミの一ミリ200パイぐらいのプレス絞りをおこなっていました。弊社では単発のプレス絞りもおこなっています。
専門の順送のプレス絞りのように数はありません。自動絞りとさほど数的には変わらない数です、千個ぐらいまでしかありません。
しかし、プレス絞りにはプレス絞りのメリットがあります。なんと言っても量産に強いです。もちろんデメリットもあります。金型代が高いことでしょうか。
弊社ではプレスとへら絞りといいところを使って一つの製品を作ることもあります。
へら絞りで深絞りしておいて、最後プレスでこいて内径外径を決めるなど。
まだまだ今回のプレス絞りはへら絞りに穴加工時間がかかりそうです。
本日、青森県の工業高校の先生がへら絞りをご覧になりたいということで、お見えになりました。
以前に私が、新卒社員獲得のために青森県、岩手県の工業高校を廻ったときに伺った高校の先生です。
実際にへら絞りを御覧になるのも初めてのようで、非常に興味を持たれて御覧になられていました。
工業高校のお話や青森の震災後のお話、そして今後の高校生を採用するにあたってのお話など。有意義なお話を聞かせていただきました。
某大手絞り屋さんもそうですが、工場見学を積極的に受け入れ、へら絞りというものを広く世の中に知っていただきたいと思います。
急ぎの仕事はよく注文いただくのでが、今回は福島原発向けということで注文いただいてます。
アルミの3ミリの絞り製品で大きなものではないのですが、今まで2年ないし3年に一度2、3個製作していたものが、今回は50個注文いただきました。
どのようなものに使われるのかは解りません。普段からも図面いただいてどのようなものに使われるか解らないのが多いですすし、図面どうり製作するだけです。
早く福島原発の事態が収束されるのを願っています。